さようなら、HTML5で廃止された要素たち
2014年、あけましておめでとうございます。
ということで今年はHTML5が「勧告」される記念すべき年です。
具体的な日程はまだ未定のようですが、きっと世界中で様々なイベントとかやるんでしょうね、楽しみ(*´∀`*)
HTML5で新しくできるようになったことや新要素の話は、ありとあらゆるところで出ていると思うので…(HTML5とは何かを簡単にまとめてみた)この記事ではHTML5からは惜しくも廃止されてしまったHTMLタグたちを紹介し、お別れを告げようと思います。
なぜ廃止されるのか
HTML5の基本方針では、文章構造をHTMLに、装飾はCSSに記入することになっています。
なので装飾の意味を持った要素や、最近では表現として使われなくなった要素を廃止しています。
廃止になるタグは大きく3つに分けられます。
- 別の要素で代替するもの
- CSSで表現するもの
- 完全に廃止されるもの
別の要素で代替するもの
acronym(abbrタグで代替)
applet(objectタグで代替)
dir(dlタグで代替)
isindex(form、inputタグで代替)
strike(delタグで代替)
うぅ…個人的にはあまり使ったことがないモノたち…。
CSSで表現するもの
basefont(font-size)
big(font-size)
center(text-align)
font(colorやfont-size)
tt(font-family:monospace)
u(text-decoration:underline)
centerとかfontってフィーチャーフォンではバリバリ使ってましたね!
でも「見た目はCSSで」の方針なので、見た目だけを変更するタグはHTML5には必要ありません!よって廃止です!
僕が中学生の頃にはじめてHTMLを書いた時にcenterやfontはめっちゃ使っていたのでちょっと寂しいです。
完全に廃止されるもの
frame
frameset
noframes
frameタグ、めっちゃ懐かしいです!企業のWebサイトとか結構使ってたのでは…?
左右や上下に自由にページの構造を仕切ることができて感動してめっちゃ使ってました!(きっと2000年代前半…)
でもいつの間にかそれも全部CSSでやるようになってしまいましたね。
今となっては「フレキシブルボックスレイアウト」なんてものまで出てきてしまいました。もうfloatの時代じゃないんですよ!!!
まとめ
- 廃止されるタグは使わないように心がけよう
- 見た目はCSSでイジるのが鉄則!
- frameか…何もかも皆懐かしい…
余談
おまけであのHTML5カルタがついているみたいですよ